制作コラム３ 「ウッドデッキ下のスペースを物置にリフォーム」
概要
このコラムでは、傾斜地の上に作られたウッドデッキの下部分を物置として有効利用した工事の様子を、実際の工事記録を見ながら、ご紹介させていただきます。（赤色部分が工事した部分です）
斜面地に作られたデッキ下部分ですので、高さの制限もあり、当然、既製品も適合しません。
また、デッキ下にあるため、雨水も少量ながら吹き込む状態でした。
現地調査の段階ではそれでも道具や荷物を置かれている状態でしたが、地面は土のままの状態でした。
施工前
外部の様子
内部の様子
掘削と土留（つちどめ）
最初に斜面を削堀し、土を留める土留めブロックを積みます。
周囲の囲み
積んだブロックに上塗りを行い、さらにブロックで物置周囲を囲っていきます。
屋根の枠組みの制作
ウッドデッキ下につける屋根の枠組みを制作。白ペンキを塗ります。
壁の枠の設置
壁にも枠を入れていきます。
ドア枠と窓枠の設置
ドア枠、窓枠も設置していきます。
屋根の枠組みの設置
以前作った屋根枠にポリカ波板を取り付けはめ込みます。
壁の鎧張り
壁を鎧張りをしていきます。防水を考えると最も簡単な施工だと言えます。
内部の板張り
内部の開口部は板張りです。
窓の入れ込み
窓枠にオリジナルで作った両開きの窓を入れ込みます。
内部の土間
内部にモルタル土間をコテ仕上げで塗り込み、ドアを付ければ完成です。
完成
両開きの親子ドアをオリジナルで制作し取り付けました。
ワンポイントのライト。お客様から支給して頂き取り付けました。
内部には棚とライトを取り付けています
まとめ
このように、使えなかったスペースを、オリジナル制作のチカラで有効活用して頂けます。当然、オリジナルですので、使用目的やデザインなどもお客様のお好みに仕上げることが可能です。是非、有効活用したいスペースがあればご相談ください。
下記にウッドデッキ下を有効活用した施工事例をあげておきますので、宜しければそちらもご覧ください。
投稿日：2019/11/16
