施工:2017年02月
道路から約2M程度上部に建てられた高基礎の新築住宅。
駐車場の上にウッドデッキを設置し、ウッドデッキ×駐車場×遮蔽×自転車置き場という4つの要素を実現した施工事例です。
階段周りなのど外構工事と共に、最も切望して頂いたのがウッドデッキ工事でした。
間取りのレイアウトや家の敷地の関係で、大きな掃出し窓が道路側(駐車場上)にあり、ウッドデッキを設置しなければ危険な状態であると共に、折角の間取りを愉しめません。
そこで、アプローチ工事と共に、掃出しの窓の下にウッドデッキをご提案しておりました。
しかし、一方 デッキ下は並列駐車型(縦列)駐車場として利用するため、デッキの脚部を押し出すことが出来ない制約がありました。そのため鉄骨で下地を組み、1メートル程度持ち出しを作れる構造にしました。
ウッドデッキの下に屋根を設置し、自転車置き場としても活用して頂くよう工夫いたしました。
さらに、デッキに遮蔽用のウッドフェンスを入れました。前面道路は通学路になっており、プライバシーを大切にして暮らして頂けるよう、目地幅を狭目に設定しています。
ウッドデッキ×駐車場×遮蔽×自転車置き場という4つの要素を実現できたと思います。
植栽はまだありませんが、ご家族で樹木を植えられるのを楽しみにしています。
間取りのレイアウトや家の敷地の関係での問題(不便)を解決する方法の一つが外構である、と考えております。デザインや見た目の印象は、やはり重要な要素ですが、それ以上に「暮らしやすい環境」を作ることが、私達フィトライフの役割だと考えています。
投稿日:2017/02/12