施工:2021年04月
奥行きのある長い敷地に配置された既存の大きなウッドデッキやフェンス、樹木を活かしながらのリフォーム工事の事例をご紹介いたします。
素晴らしい空間ですが、景石が多少あり、草に覆われていました。奥行きのある長い敷地を活かしたご提案をいたしました
園路の途中にゲートと立水栓というアイコンを設け印象的で尚且つ実際的に使いやすい庭を目指しました。そのためにアイコンを中心として草が生える面積を小さくする設計を行いました。
ウッドデッキ側からの眺め
反対側からの眺め
コーナーに植栽枡を設け、樹木がある場所とない場所を区切ることで、手入れを行う面積を少なくし園路をこの場所は石張りを行い、防草対策を施し、砂利を入れています。
二口の立水栓。園路途中に水遣りのために作りました。また、手前に土風の土間を作り、防草対策と庭の使いやすさを実現しました。
ガーデンアーチ。園路は土風の土間、枕木、アンティークレンガでデザインしました。
玄武岩で作った植栽スペース
漆喰塗りとアンティークレンガで作った植栽スペース。
長い園路を、植栽する部分、芝生の部分と区切ることにより管理がしやすく、また、土面にメリハリがでます。また、平坦な庭に高低差を作る効果もあります。
施工を終えて
敷地が広い場合は、管理に手間がかかるため、出来るだけ手入れを行う面積を少なくしながら、なおかつメリハリのあるデザインが求められます。
投稿日:2021/05/05