施工:2016年05月
宅地内に残された岩盤に覆われた斜面の裏庭。この使い道がない敷地のリフォームを有効活用するプランをご提案させて頂きました。
①物置を置かれたい
②菜園を作りたい
③歩き易い面積を確保
①岩盤前面を撤去するには人力で行うほかなく、コストが嵩むため、「実際に使う」コストパフォーマンスにあった面積のみを施工区域にする
②ハーフビルドでの庭小屋制作
③安全な土留めと区画の確保
裏庭に向かう通路に階段を作り、オリジナルドアを入れています。階段を作ることで斜面がなくなり、裏庭へのアプローチが歩きやすくなります。使い勝手の良さには、通路も大切です。
洗濯物干しの屋根、新たなウッドデッキ、菜園、そして庭小屋で構成される新しい家族の憩いの場所です。
透明の波板で作った屋根。洗濯物も雨に濡れることはありません。
竿掛けもウッドで作りました。
デッキの脇には小さな菜園。
物置替りの庭小屋。お客様とハーフビルドで作りました。
庭小屋とウッドフェンスを一体化し、プライベート空間を確保しています。
デッキからのステップ階段
全面の庭をご提案させて頂きたいところですが、「現実的なコストパフォーマンスに見合うか」という問題があります。
特に裏庭はご家族だけが使う場所ですので、ご家族にとって使い勝手が良いことを優先し設計いたしました。
投稿日:2017/09/20