施工:2013年02月
道路から部屋の中が見えるためカーテンを閉めて暮らさなければならない。そんなお悩みからリフォームのご相談を受けました。現地調査をすると、遮蔽と共に、玄関アプローチの階段が危険なことも判明し、全面的な外構・庭工事をさせて頂きました。
フェンスが低く、一日中レースのカーテンが閉じたままになっています。また、階段は段差が大きく、タイルのため、危険な状態でした。
・フェンスが低く部屋の中が見えるため、遮蔽(目隠し)をして欲しい
・年齢をかさねたため、安全に暮らしやすくして欲しい
ウッドフェンスで遮蔽すると同時に、ウッドデッキを設け、狭いながらも庭に直接出て頂けるように計画しました。
ブロックを積み足し、ウッドフェンスを設置することで、道路から遮蔽しています。
別角度から。
庭の一部に植栽枡と水遣りのための立水栓を設けてウッドデッキと結びました。
お家のリビングからウッドデッキと植栽枡に一体感を持たせています。
ジューンベリーの木は、デッキ下から。
懸案の階段は、段差を減らし、一段段数を増やしてリフォームしました。
リボン色と言われるインド産の砂岩とレンガで作ったポーチ。
最後に、植木鉢等庭の雑貨が多いため、庭でも使える収納家具もつくりました。
今回の階段のように、年齢を重ねられると、段差が危険になってくるケースが多くなります。安全で快適な生活を過ごすためには、年齢に応じた家や庭のリフォームが必要なのかもしれません。
投稿日:2016/12/24