施工:2015年10月
長年、ご自分で様々なガーデンシェッドや庭小屋などの建築物を見られ、それを庭に建てられようとお考えになり、私たちにご依頼頂きました。
現地調査に伺うと、庭小屋を建築する場所まで地割されていました。その場所に庭小屋を制作いたしました。
よく手入れをされている庭の一角に、電気のコードで場所が示されていました。この場所に似合う庭小屋をというご要望です。
・毎朝の食事を摂りながら、植物を眺め、庭で過ごすための庭小屋
・半閉半開の空間(オープンな開放型の空間、物置として一部使うための閉じた空間)
・漆喰を塗りこんだデザイン
右側に小さな物置。左側にオープンスペース。左奥に子供用ドア。手前に湾曲した袖壁。
壁には窓とニッチ、棚などをあしらい、漆喰を塗り込んだデザインを行いました。
物置ドアもオリジナル制作です。ドア上のふかした庇をつけました。雑貨や調度はお客様のご趣味です。
お客様が購入されたステンドガラスを使い窓にはめました
棚に飾って頂いた雑貨と植物
オリジナルで作った両開きの窓です。住宅用木製サッシのようにキッチリしていません、庭小屋的窓だと思います。
子どものためのドア。大人は通れませんが、子ども達が見つければ必ず扉を開いてくれます。
曲線を描いたイタリア製漆喰塗りの袖壁。プレートはお客様より支給されました。
最後に制作中の様子。庭小屋は、ひとつづつオリジナルに設計され、私たち職人の手で作るハンドメイドな作品です。宝塚市の「あいあいパーク」のモデルガーデンで、私たちの最新の庭小屋をご覧いただけます。
投稿日:2023/08/07