施工:2022年2月
家を建てられてから、ご家族でガーデニングを 楽しまれていましたが、お子様も増え、自転車の数も増加し、植えられた樹木も成長しアプローチが通りにくくなっておられました。
また、道路に向かってリビングの掃き出し窓があるため、その遮蔽にもお悩みでした。そこで、思い切ってのリフォームのご相談をいただきました。
ご相談内容を大まかに記しますと以下の内容になります。
1.子供の自転車の収納
2.リビングの遮蔽
3.歩きやすいアプローチ
4.お子様の安全性や遊び場の確保
道路側全体像
アプローチを邪魔する樹木
玄関前の広場
大きめのウッドデッキがありましたが、自転車置き場の新設と駐車場確保のため既存デッキをやや小さくすることをお薦めしました。その代わり、遮蔽用タープを張る柱と新設の自転車置き場を一体化。また、子供の遊び場を併設しました。
アプローチは歩きやすさの確保のため、きちっと歩道を作り、玄関前のスペースは菜園や樹木などで再デザインしました。また、高台にあるためお子様の安全のためフェンスを設置いたしました。
最も左にあった駐車場を中央に移動し、大きめの自転車置き場を配置しました。そしてタープを張る柱があり、小さな小屋のような子供たちの遊び場につながっています。
横幅約4メートル弱ある大きな自転車小屋。
少し小さくなりましたが、既存のウッドデッキ。柱にタープを付けることができます。これで遮蔽はほぼ完璧といえます。
また、デッキから小屋にも続いています。雨の日も遊べるように屋根をつけました。
以前狭かった玄関前も拡大しています。菜園を設けましたので、水やり用の水栓も設置しました。果樹を中心に植え、砂場にも菜園にも使っていただけるようにレイアウトしました。
アプローチは歩きやすさを重視しました。雨の日でも濡れないことが肝心です。
フェンスは、既存のスクリーンレンガの後ろに一部ウッドフェンスをいれました。既存スクリーンは低いための処置ですまた、フェンスがなかった場所には白い丸い壁を新設しました。
費用概算
庭小屋、サイクルポート、土土間、園路、ウッドフェンス、立水栓、玄関ポーチ、花壇、植栽、ガーデンリノベーション:
335万円
施工を終えて
新築したばかりの頃には気づかなかったことが、暮らしの中でいろいろ起こります。また、家族も増えたり、減ったりします。
同じ家でも使い方や暮らし方は、変化するため、骨格を残しながら、部屋のレイアウトを変えるように庭のレイアウトを変えると暮らしやすさがアップするかもしれません。
投稿日:2024/08/01