施工:2016年9月
家の脇のスペースに、自転車が濡れなくてもすむために木製自転車置き場を制作いたしました。
家の脇の通路(家の横のスペース)を自転車置き場にしていらっしゃいました。しかし、これでは自転車が雨で濡れてしまいます。
ご要望
・自転車が濡れないために木製自転車置き場が必要
・できるだけコストを抑えて欲しい
・ナチュラルな雰囲気を活かすこと
・通路奥に樹木や草花のあるスペースを作りたい。
これらを目指して設計いたしました。
工夫した点は、コスト削減とメンテナンスの容易さを考慮し、ポリカ波板を採用したことです。一方、見慣れた波板では、ナチュラルテイストが損なわれるため、不朽処理したウッドの幕板を取り入れました。
通路奥には樹木や草花を植えられるスペースは、隣家との遮蔽と植物の背景として、ニッチ棚のある塗壁をご提案いたしました。
ご家族分5台の自転車が余裕で駐輪できるスペースが誕生しました。
駐輪場入口は、ナチュラルテイストのレンガと枕木。
コストカットのため土面は砂利敷きですが、駐輪スタンドの安定を考え中央付近はモルタルで固めました。
奥の植栽スペースは、イタリア漆喰塗の壁と窓、棚を設けました。コッツウォルトの石で小さな通路と植栽枡を制作しています。草花を植えて頂くのが楽しみです。
予定されていたご予算より、ローコストであったということで、立水栓を追加でご注文頂きました。古びたアンティークテイストで作りました。蛇口はお客様支給です。
大抵の場合、家の両脇には通路があります。しかし、その場所を通路のままにしておくのは非常にもったいないと思います。このスペースにもローンを支払っていらっしゃるのです!
フィトライフではこのような幾分狭いスペースを、「暮らしのために使える庭」(暮らしのために使えるスペース)として有効活用するリフォームを得意としております。「家の使われていない地面を何かにりようできないかな」と思われたら、是非ご相談ください。
投稿日:2017/04/28