狭いスペースを最大限に有効活用できるのは小さい庭

はじめに

「狭くて庭なんて出来ない」「小さくて庭の相談するのが億劫」こんな風に思われている方は少なくありません。

現在、都心部での住宅敷地面積は、狭隘化する傾向にあります。昔のような「お屋敷」と云われる新築住宅の方が珍しいのではないでしょうか?敷地内に家と駐車場を設置するだけで、手一杯。どこに「庭」など出来るのか?とお考えのようです。しかし、一方、家と駐車場を除いた敷地も存在します。そんな敷地を遊ばせておかないで、暮らしに有効利用することは考えられないでしょうか?
そんな場所でも住宅ローンを支払っている貴重な土地なのですから。

私たち日本人は、「庭文化」を大切にしてきた反面、「庭自体を神聖視しすぎる」きらいがあります。私たちが提唱する「暮らしに役立つ庭」は、暮らしに役立つ空間であれば良いので、神聖なものではありません。一方、庭文化に継承された「美しさ」「自然への憧憬」というエッセンスも忘れないでいたいと考えています。

1.小さい(狭い)場所のメリット

土は大丈夫?

①大きなコストが掛からない

広い敷地も良いモノですが、面積に合わせて費用は嵩みます。特に、庭つくりで大切なポイントは「土面」。土面を消すことで、庭の質感が上がります。狭い場所では、この土面が小さいため、大きなコストをかけずに庭作りが出来ます。

②効果が抜群

家のリビングなどから近いため、部屋からよく見え、視覚効果は抜群です。小さな花や草の様子も伺えて、盆栽ほどではありませんが、自然の様子を楽しめます。

③管理がラク

忙しい週末に庭の管理は大変です。小さい場所であれば、生け花の如く、小さな手間で美しく管理することができます。

2.狭い場所での庭の紹介

ここでは、幾つかの事例を通じて一見矛盾する「庭」と「暮らし」の様子を報告させて頂きます。

家の外に物置があれば便利

家の中の収納ではやや不便なモノた、家中の収納スペースを潰すにはもったいない品々があります。(スキーやスノボーの道具、キャンプ用品、滅多に使わないけど捨てられないモノ)。

こうしたモノを、ソトで収納したいと考えられるのは、ごく自然です。スチール製の物置を家の脇の置くのが最も一般的ですが、大抵一番広いリビング前の外空間に置いてしまうと、リビング窓から味気ない物置が見えることになってしまいます。暮らしに役立ち便利で機能的ですが、自然な雰囲気は愉しめません。

収納のための庭小屋

土は大丈夫?

リビングから見えるように作った庭小屋

和風の庭を雑貨屋さんの可愛い庭に全面リフォーム

中の様子。結構収納できます

収納+子どもの遊び場のための庭小屋

土は大丈夫?

台所の脇に作った、お孫さんのための小屋「Alice Shed」

土は大丈夫?

部屋の様子

庭小屋の施工事例はこちら

散水栓だって庭になる

お庭に必ずある散水栓。一般には埋設栓が多いです。その埋設栓や既存の立水栓を「魅せる立水栓」にするだけで、お庭のアイポイントに変身でき、植物に似合う空間になります。

立水栓・シンク

土は大丈夫?

イタリア漆喰とアンティークレンガの立水栓

土は大丈夫?

土留めの袖壁に埋め込んだ立水栓

シンク・水栓の施工事例はこちら

物干しも可愛く庭の一員

庭に無くてはならないもの。物干しはやはり必須な設備ですが、ステンレス製のものではナチュラルな雰囲気が台無しです。

土は大丈夫?

ウッドで制作し、好きな色にペイント。

土は大丈夫?

パーゴラと合わせてデザインした物干し

物干し場の施工事例はこちら

菜園は畑なの?それとも、庭なの?

菜園はしたいけど、庭にもしたい。菜園を庭のように作ることによって悩みは解決します。プラスチックの鉢を並べるのではなく菜園をデザインすることも面白いです。

土は大丈夫?

腰の高さのミニ菜園。

土は大丈夫?

リビング前に作ったミニ菜園

家庭菜園の施工事例はこちら

ウッドデッキを庭にしてしまう

ウッドデッキと庭を一体化すると、部屋から小さな植物まで見えます。小さなスペースも部屋と繋がることによって思いの外に広い空間になります。

土は大丈夫?

リビング前の小さなスペースに植栽枡と水遣り用の立水栓

土は大丈夫?

こちらも同じ組み合わせ

狭い場所を有効活用した施工事例はこちら

投稿日:2016/11/11

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