施工:2013年06月
この土地は、いわゆる、「旗地」と呼ばれる敷地で、道路からアプローチ部分だけでもおおよそ14M先、その先に玄関があります。また、幅も狭く2.3M(例えば、駐車スペースには2.5M以上の幅が理想的です)、さらに、玄関までの間に、隣家の窓が開口しており、出入り時に、目が合う状況でした。
2)家族の駐輪場4台分の駐輪場
3)隣家の窓の遮蔽(目隠し)
4)植物のある空間
2)玄関前にウッドの駐輪場と駐輪場の柱を利用したウッドフェンス
3)駐輪場の屋根を一部開口し、植物の植栽スペースの確保
4)植物の水遣りのために創作立水栓を制作
5)アプローチ全体がナチュラルに見えるように、土間面の工夫
主に以上の内容でご提案させて頂き、施工いたしました。
玄関側から道路面を臨んでいます。左隣のお宅の掃出し窓が見えます。
道路側から玄関面を望んでいます。ウッドフェンスで窓を目隠ししています。
前面道路から撮影しました。手前は常用の駐車場です。その奥は、枕木と芝生で施工した臨時駐車場。
手前駐車場は、コンクリートで施工しています。お客様のプライバシー保護のためぼかしていますが、コンクリートにお名前を掘り込んでおります。家奥まで行く前に名前が分かるように工夫しました。
土間に入れている石のタイルは奥様のご要望でした。
狭い敷地なのでスリムなものを選んで頂きました。(施主様からの支給)
横にはマリンライトとアンティークレンガの台を施工しました。
インターフォンを付ける枕木門柱、イタリア漆喰で施工した袖壁。小窓を付けた手前の棚とベンチは、お客様のご要望で雑貨などを飾るために施工しました。
アプローチはアンティークレンガや枕木、土風の土間で固めています。
駐輪場土間は、白いセメントを少しエイジングした風合いで施工しています。
玄関から見た写真ですが、左側上の天井に屋根はありません。
植物に夜露と雨がかかるように透かしています。また、駐輪場の柱を利用して左右にウッドフェンスを取り付けています
玄関わきに制作した創作立水栓です。狭い敷地のため、やや斜めの角度で趣をつけました。
毎日の水遣りに活用して頂いています。
ベンチは来客が荷物を置いてインターホンが押せるように施工しました。
門柱の漆喰には、ご家族の思い出にと、手形を付けていただきました。
実際に使って頂いている様子です。ありがとうございました。
投稿日:2022/02/03